4〜5月に開花する野草のノミノツヅリ(蚤の綴)が大好き。
通勤や買い物で通る歩道沿いにたくさん咲いていて珍しくもないけど、
もう好きで好きでたまらない。
この可愛さをいつも手元に置いておきたくて毎年写真を撮るのだが、
何度撮っても、絞りを工夫してみても、アップで撮っても引いて撮っても
ノミノツヅリらしい可愛さ……立体感を写しとれない。
どうやったらこの立体感を記録・保管できるんだろう……と考えて、ひらめいた。
立体視(裸眼立体視)すればいいんじゃない?
↓以下、「平行法」で立体に見える画像。
これよ、この感じ! この立体感こそノミノツヅリの魅力。
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春の一時期しか見られないノミノツヅリを手元で愛でるために、
これまでに写真以外にもいくつかやってみた。
↑ドライフラワーにしてレジンで固めてみた。(ノミノツヅリ&ナガミヒナゲシ)
これは5年ぐらい前に作ったもので、レジンも植物も変色してしまっている。
レジンの量やシリコン成形型の都合で立体感があまり出せず、
ノミノツヅリの魅力がほとんど生かせていない。
採取したタネをポリポットに播いてみた。
2017年・2018年・2019年と連続でトライ。
2017年は種まき時期が悪かったのか発芽しなかった。
↑2018年は蕾がつくところまで育ったものの、大きいポリポットへの移植で失敗して枯れてしまった。
2019年も発芽からひと月ぐらいは調子がよかったが、その後の管理に失敗して枯れてしまった。
今年こそはうまく育てたい。