日陰気味でも育ち、露地植えで冬越しできるという
ガーデンアルストロメリアが種苗会社のカタログに載っていた。
これなら我が家でも育つかも! と思って昨秋注文してみた。
赤・黄色・白の三品種セット。
10月に届いたときは直径10cmぐらいの深型ポリポットに植えられた小さな苗だったが、
すぐに根が発達してきたので直径20cm・深さ25cmぐらいの深鉢に植え替えた。

↑これは3月の画像。思った以上に調子良く育ってくれた。

4月中旬、最初に咲いたのが赤〜オレンジ色のインディアンサマー(左)。
次に咲いたのが黄色系のサマーブリーズ(右)。

すごい! こんなに立派な株になるとは。1株から10本近く花茎が出てくる。

2品種よりも少し遅く、5月になって咲いたのは白いサマースノー。
花の中心部がピンクっぽいのがすごくきれい!

写真を撮っていてふと気づいた。
斑点のある花弁の根元に液体がたまっている。雨水じゃないよね?
舐めてみたら甘かった! アルストロメリアはこんなところから蜜を出すのね〜。
※花弁の内部の色が緑色で、蜜自体は透明。

ウチでも育てられるとわかったら、別な品種も育ててみたくなり……。
春カタログに載っていた原種系4品種のセットも買ってしまった。
こちらはガーデンアルストロメリアほど丈夫ではなさそうだが、
3品種はすでに蕾がついた状態でやってきたので、
とりあえず一度は咲くのを見られるだろう。

(左)ビオラセアブルー。ビオラセアとはスミレ色という意味らしい。
(右)モデスト。Wikipediaによると『ヨーロッパ系の男性名、姓、また地名。
「謙虚な」「控えめな」といった意味の形容詞。』だそうだが、控えめでもない鮮やかさ。
ペレグリナロゼアは蕾が膨らんでいるので間もなく開花しそう。
ペレグリナアルバは……今のところ蕾はない。いずれ咲いてくれたらいいな。
ペレグリナとは女性巡礼者という意味だそうな。ロゼアはバラ色、アルバは白。