2016年6月に公開されたホラー映画「貞子vs伽椰子」のロケ地を今更見てきた。
作中登場する“伽椰子ハウス”やリサイクルショップのロケ地が
松戸市内にあるってことをネット情報で知ったのは昨夏のこと。
【ねとらぼ】
「貞子vs伽椰子」で使われた“伽椰子ハウス”が賃貸情報サイトで発見され話題に
「涼しくなったら見に行こう」と思っていたが、
涼しくなりかけた頃にマイコプラズマ肺炎にかかったり、
回復直後から母の引越の手伝いをしているうちに冬になり、
仕事や鳥見に忙しくしているうちに春になり……。
花粉シーズンが終わり、時間もできて、ようやく見に行けた。
松戸駅から徒歩15分ほどで現地へ。
賃貸物件として不動産情報サイトに載っていたというこの家、
借り手は見つかったんだろうか? まだ空き家だったりしてね……。
なんて思っていたから、手作りっぽい看板をみてびっくりした。

鬱蒼とした木立や古びた家の外観は映画のままに、そこは
「古民家ホームシェア co-no-mi」という市民活動スペースになっていた。
——子育て世代を中心に地域で利用できる場——というコンセプトのようだ。
古民家ホームシェア co-no-mi 公式サイト
Facebookページ 古民家ホームシェア co-no-mi
劇中で伽椰子が這い降りてきた階段や俊雄が潜んでいた浴室も
いまでは老若男女や親子連れが活動する場に……! 意外な展開であった。
利用している皆さん、あの映画を見たらびっくりするんじゃなかろうか。
次のロケ地に向かう途中、ふと見たアパートの表札にまたまたびっくり!

以下、引用。
《ティロ・フィナーレ(イタリア語: Tiro finale!)とは、『魔法少女まどか☆マギカ』における巴マミの必殺技の名称。劇中では同技の掛け声として使用される。》
引用元……ニコニコ大百科 ティロ・フィナーレ
こんなアパート名ってアリなの?! と思うが、
葛飾区や江東区にも同名のアパートがあるそうな。へぇ〜 へぇ〜。
話が逸れた。「貞子vs伽椰子」で、呪いのビデオテープ入りビデオデッキを
そうと知らずに売っていたリサイクルショップのロケ地に到着。
国道6号と新京成線の線路が交叉するあたりにある「お宝市場」というショップだ。

店内に入って、劇中、バイトの女の子が転落する中二階にも上がってみた。
家具や家電のほか「こういうものも買取ってくれるのか……」
と感心するぐらい色々なものが陳列されていた。
ロケ地を見たら、また映画本編が見たくなった。
テレビで放映しないかなぁ〜。
オマケ
これは新京成線の線路沿いにたくさん生えていたコバンソウ(小判草)という野草。
そんなに珍しい植物ではないが、我が家の近辺では見かけないので撮ってみた。

この画像を見た者は、一週間以内に二人の人に見せないと死んでしまう
呪いのコバンソウとかではない(笑)。