沼端系

 
「レインボーマン」ってそんな話だったとは

とある日の料理中、脳内BGMでレインボーマン(1972年)のテーマ曲が流れた。

 

♪ インドの山奥で 修行して〜


実を言うと、この出だしの部分と、最後の
「だーから 行くーのさ レインボーマーン」しか覚えていない。

 

ふと思ったんだけど、なんでまたインドの山奥で修行をしたんだっけ? なんの修行だっけ?
Wikipediaの 愛の戦士レインボーマン の項目を読んでみたら、

意外なこと、興味深いこと、驚くようなことがいろいろ書いてあった。

 

 

(1)プロレスラーとして強くなるために、インドの山奥に住む聖人ダイバ・ダッタの弟子になり、
修行の末に人類愛に目覚めてレインボーマンとなる


(2)秘密結社「死ね死ね団」は、旧日本軍にひどい目にあわされた外国人による組織であり
日本の国家滅亡と日本人撲滅を企んでいる

 

えぇ〜?! そういう話だったの。知らなかった〜。

 


(3)テーマ曲を歌う安永憲自とは、のちの水島裕である。

 

えぇ〜?! えぇ〜!!! そうだったの〜!?
1982年のアニメ版で主役と歌を担当してたのはその流れだったのか〜。
(アニメ版は見てなかったんだけど)

 


(4)少女役で鷲尾真知子、敵の魔女・イグアナ役で塩沢ときが出演していた

 

へぇ〜へぇ〜。検索したら画像も見られた。
鷲尾さんの若い頃ってこうだったんだ〜。
塩沢ときさんは、後年バラエティ番組に出ていた頃は湯婆婆みたいな髪型してたけど、
イグアナ役の姿は「太陽戦隊サンバルカン(1980年)」のヘドリアン女王みたい。
そのヘドリアン女王役の曽我町子さんも、なんと!
イグアナの母親のゴッドイグアナ役で出演していたという。

 

 

 

挿入歌の「死ね死ね団のテーマ」は知らなかった。
エンディングテーマ「あいつの名前はレインボーマン」も忘れていたけど
聴いたら一部思い出した!

 

【YouTube】

死ね死ね団のテーマ、あいつの名前はレインボーマン
 

 


DVD化もされているというので見てみたいような。

 

 

 

| tri | ヲタ | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ピッキング・モンスター

倉庫でピッキングの仕事をしている。
オリコン(折りたたみコンテナ)を重ねて乗せたドーリー(台車)を押して、スチール棚の間を高速で歩きながら商品をピックする。
他のピッカーと出会い頭にぶつからないように目をきょろきょろしながら移動している自分の姿が、パックマンのモンスターみたいだなと思うのだった。

 

 

 

 

ピッキングだけでなく、入荷・出荷の検品やら棚入れやら出荷品の梱包やら、ひととおりの業務をしている。

 

出荷品の梱包時にダンボール内の隙間にエアクッション(緩衝材)を詰めるのだが、

いわゆるプチプチではなく、社内にある製造機で作る小さな枕状のエアクッションを使う。
こんなタイプの製造機が↓何台も稼働しているのだ〜。

思いのほか小さな機械で仕組みもシンプルなので感心してしまった。こうなってるのかぁ。

 

 

仕入れ元から入荷してくる製品にも同様なエアクッションが入っている。
それを出荷用にも流用できればエコなんだろうけど、そうもいかないようなので、
ボールペンかカッターで穴を開けて潰してから廃棄する。

 

エアクッション内に入っている空気はほとんどの場合無臭だが、
たまに「漁港か?!」みたいな生臭い空気が入っているエアクッションがある。
たぶん漁港ではなく、製造工場内のアルカリ臭なんだと思う。
製造された場所の空気がパックされて別な場所に運ばれる……
そう考えるとなんだか面白い。

 

 

| tri | ヲタ | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) | -
SFヲタが錯覚するとこうなる

近視で乱視の私は、メガネをかけていても遠くはブレブレ。

 

松本零士・松下電工 松本零士・松下電工

 

ある日のこと。遠くの看板に「松本零士」と書いてあるように見えたが……

 

松本零士・松下電工

 

近くで見てみたら「松下電工」だった。
というのを10年前にこのブログに書いた。(2009年9月24日の記事
※今回は少し丁寧に再現図を描いてみた。

 

 

なんで10年前の話を出したかというと……
 

小物在中

↑いまの職場で商品梱包時に使っている「小物在中」のシールが

 

 小物在中・小松左京 小物在中・小松左京

 

伝票や記入用紙に紛れていると「小松左京」に見えてしまうもんで……。

そんなのは私だけだと思うけど。

 

 

 

 

| tri | ヲタ | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) | -
杉野キャラ風 男前

婆の昔話を聞いてくれるのかい。

 

「平成」と呼ばれていた時代の話じゃ。
ワシの勤め先に男前で仕事のできる若いもんがおってな。
名を…… 仮に「草刈氏」とでも呼んでおこうか。

 

草刈氏(仮)の顔立ちは、やや面長で大きな目に整った鼻梁、大きな口。
声は低音の美声、長髪気味で背が高いこともあり、
アニメ「エースをねらえ!」の宗方コーチみたいだと思うたもんじゃ。

 


1980年代にヲタクだったお人なら想像がつくじゃろうか。
アニメーターの杉野昭夫氏が描くキャラクターみたいな男前じゃったのよ。

 

さて、当時の職場のおなご衆は、社内のおとこ衆には関心がない風にふるまっていたが
草刈氏(仮)のことは少しは気になっていたんじゃなかろうか。


あるときワシが

 「草刈氏(仮)は宗方コーチに似てる」

と話題にすると、非ヲタの一人のおなごが

 「『ユニコ』※のゴースト男爵に似てると思ってた」

と言うので驚いた。

というのも、「ユニコ」の作画を手がけたのも前述の杉野昭夫氏だったからじゃ。

 

※「ユニコ」……1981年公開のアニメ映画。手塚治虫原作。
https://tezukaosamu.net/jp/anime/14.html

 

 

非ヲタのそのおなごが「ユニコ」を観ていたことやゴースト男爵を覚えていたこと、
そして、草刈氏(仮)の顔貌にゴースト男爵を重ね合わせて見ていたことに
驚きとともに共感を覚えるワシじゃった。

 

 

草刈氏(仮)は作業中は、白い上下の作業服に変な作業帽、
そして太めのフレームのメガネにマスクという出で立ちなもんで
最初の頃はどんな顔をしているのかよくわからんかった。
変な作業帽と長髪がヤッターマンみたいだなぁと思うておった。


あるとき低温の作業環境に移動した際に「メガネが曇るから」と
草刈氏(仮)がメガネを外していたことがあった。そのときはマスクもしておらなんだ。
初めて明らかになる草刈氏の素顔に
「杉野キャラを思わせる男前じゃ……」
と惚れ惚れと眺めいった次第じゃ。

 

杉野キャラには出崎演出※が似合う。

 ※アニメ演出家・出崎統氏による特徴的な表現手法。

 



というわけで出崎風・入射光のエフェクトもつけてみたぞい。

草刈氏(仮)が好きだと言うておった薔薇の花も添えて。

 

エフェクトは↓こちらのサイトで作成させてもろうた。
出崎演出アニメGIFメーカー<入射光編> shortバージョンPro高機能版 

 

 

実を言うとな、これらの画像は3年も前に作ったものなんじゃが、
なかなかブログで公開する勇気が出せなかったんじゃ。
元号も変わったことじゃし、昔話のひとつとして残しておくのもよかろう。

それにしても入射光がまばゆいのう。

 

 

ノリでもう一つ。止め絵風もつくってみたぞ。

これはPhotoshopのフィルタ機能をいくつか組み合わせて作ったんじゃよ。

 

当時のことや草刈氏(仮)の素顔を知るものがこれを見たら
「美化しすぎじゃろ」と笑うかもしれんな。
それでいいんじゃ。笑うてくれ。

 

さ、昔話はこれで終いじゃ。
ワシも気が済んだ。新しい時代に向き合うとするかの。

 

 

| tri | ヲタ | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0) | -
赤いロボの可愛い声

職場に↓こんなのがいる。
物流支援ロボットCarriRo


ロボットと言っても、見た目はただの赤い台車。

本体に物を載せるほか、カゴ台車などをいくつか牽引することもできる。

操作盤がついているので、いろいろ司令できるんだろうか。
いまのところ私の職場では、床の❝ランドマーク❞を読み取りながら
目的地まで荷物を牽引していく、ぐらいしかしていない。

↓メーカーによる説明動画


運搬にかかる人手を減らすために導入したのだろうが、
荷物の積み下ろしや、牽引物を繋ぐ・外すは人力でしなければならず、
実のところたいした省力にはなっていない。

ちょっと賢い馬っコかロバさんぐらいのイメージね。
……たとえば、山の上の農園の収穫物を載せたら、ふもとの出荷作業場まで
付き添いなしでも迷子にならずに歩いていってくれるような。


CarriRoは走行中はオルゴールのような音で

ドミソミド

のメロディーを奏でつつ

(このほか汽車ポッポみたいな音も出せるらしい)
「スピード2で走行中です」とか「障害物を検知しました」などとしゃべる。
これが皆口裕子を幼くしたような可愛い女性の声なんだな。

メンズに媚びてんのかっ!!(笑)

 

この声をいつも耳にしながら思うのは
「萩原聖人の声だったらもっといいな!」

ウィメンズにも媚びて欲しい。

 

 

 

 

| tri | ヲタ | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) | -
セリダーよりは近いところで……

11月に旅した種子島の浜辺はどこも、ひと気がなくて静かで美しかった。

島の南岸の前之浜で、草や潅木が生えた砂丘を見ていたら、
ゲド戦記に出てくる架空の島・セリダー(SELIDOR)を思い出した。

 

「……むかしむかし、はるかなむかし、セリダーほどにも遠いところに……
『さいはての島ね。』
『そう、西の果てだ。』」

(ゲド戦記 最後の書「帰還」の一節)

 

 

 

「砂丘は低く、点々と草を生やして、内陸に向かって半マイル近くのびていた。」
「セリダーは荒涼として、美しかった。人が住んでいるしるしは、まったくなかった。」
(ゲド戦記III「さいはての島へ」の一節)

 

 

竜の背のごとき護岸ブロック。

 

❝THE FARTHEST SHORE❞

 

 

 

 

ゲド戦記シリーズの口絵の地図にはスケールバーがついている。
ゴントからセリダーまでは約1200マイル=約1920km。
首都圏から種子島までは約620マイル=約1000km。

 

そうか、種子島はセリダーよりは近いのか。

(※首都圏から台湾までがだいたい1200マイルのようだ。)

 

 

 

 

老竜・カレシンの背に乗って、セリダーを飛び立ち、ロークを経由してゴントへ……


と言いたいところだけど、
鶴のマークのJAL機で種子島を発ち、鹿児島を経由して羽田へ帰ってきた。

 

 

 

 

 

【Wikipedia】ゲド戦記

 

| tri | ヲタ | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | -
種子島の旅 その3 景勝地・ロケ地探訪

三日目は観光タクシーで景勝地・ロケ地めぐりをした。

 

 

種子島最南端の門倉岬。1543年、ここの海岸に明国の船が漂着。
乗船していたポルトガル人によって火縄銃が伝えられたことから
「鉄砲像」や「鉄砲伝来記功碑」が建てられている。

 

門倉岬から、東北東方面のかなたに宇宙センターを望む。

 

種子島は屋久島に比べて平坦な島だと聞いていたが、
それは最高標高が2000m近い屋久島に比べてのこと。
路線バスに乗っていてもかなりアップダウンがあったし、
この門倉岬や、宇宙センター近辺の丘のような高台が多くあり、
全然平坦ではないと思った。

 

門倉岬のすぐそばにある七色観望台から望む、丘・畑・海岸。

ここからぐぐーんと下って、画像右手に見える前之浜海浜公園へ。

 

ただの砂浜ではなく整備された前之浜海浜公園。

 

鉄砲を伝えた船よりもずっと後の1894年、

イギリス船ドラメルタン号がこの前之浜に漂着し、島民が救助した。

救助のお礼にと譲り受けた鶏はインギー鶏と呼ばれて、

いまや南種子町の名物となっている。

 

マヤ文明の遺跡のようなピラミッドは草スキー場。
見晴らしがよさそうなので登ってみると……

 

 

頂上が自衛官に占拠されていた。
駐車場にも自衛隊の車が停まってるし。なにか演習中だったのか。

 

シーズンオフだからだろうが、種子島の浜はどこもひと気がなく静かで美しい。

このあといったん南種子中心街に戻って買い物と昼食をとる。

 

 

午後はロケ地探訪。
新海誠監督のアニメーション「秒速5センチメートル」の
ロケ地というか、舞台となった実在の場所をめぐる。

中種子町の中心地にある種子島中央高校。
学生さんたちが下校する時刻と重なってしまったので、校門付近をささっと撮影。

駐輪場は見るだけで。

 

旧種子島空港(2006年3月16日に廃止)。

いかにも離島の空港らしいひなびた感じとヤシの木がいい。

 

 

ここには路線バスは来ないのに、まるでバス停みたいな体で
「アニメ聖地巡礼SPOT」の標識が。

 

 

ここはロケ地ではないけど、時間に余裕があったので寄ってもらった長浜海岸。
ウミガメの産卵地、夕日がきれいに見えるビーチらしいが、真昼間なので誰もいない。

地図でみると中種子の中心街から長浜海岸までは直線距離で2〜3キロの近さ。
徒歩や自転車で行けそうに思えるけど、
実際には回り道をしながら丘をいくつも越えていくような道であった。
やっぱり、ちっとも平坦じゃない種子島。

 

 

今回の旅の肝! アイSHOP石堂店。作中たびたび登場するコンビニ。
実在の店だと知って、来てみたくて仕方なかった。

 

 

あのベンチ! ヨーグルッペ!

「アニメ聖地巡礼SPOT」の標識がここにも。

 

私の探訪リストにはなかったが、タクシーの運転手さんが調べて案内してくれた中山海岸。
サーフィンの場面がここだったらしい。運転手さん、ありがとうございます!

 

 

新しいほうの種子島空港。

 

 

近代的な中にも南国情緒があって、すてき。

 

 

さらば種子島! 
なぜか但馬空港PR機の鸛(こうのとり)号だった。

 

 

機内から見えた鹿児島の開聞岳。とんがってる!

 

 

おまけ:鹿児島空港で食べた本場の(?)白くま。
熊ではない なにかの顔になっている……。

 

 

 

 

 

 

| tri | ヲタ | 21:34 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ファンテール(ふくやまけいこ作)

1982〜1984年にアニメ雑誌「ジ・アニメ」に連載されていたマンガ。
絵柄は宮崎駿的な可愛らしさ、世界観は萩尾望都や新井素子みたいな感じのSFアクション(!?)
連載途中でジ・アニメの購読をやめてしまったので結末が気になっていた。

 

つい最近、電子書籍で無料で読めるとわかり、読んだ!
マンガ図書館Z/ファンテール
https://www.mangaz.com/book/detail/46081


読んでわかったことは……
(1)私が連載中に読んでいたのは第5回〜第15回だったようだ。
(2)電子書籍で読めるのは第28回まで。
(3)最後のページに「第一部Fin」とあるが、物語は中途半端なところでおわっている。

 

えぇ〜〜、ここで終わりなの?! と思ったが、ともあれ読めてスッキリした。
タイトルの「ファンテール」って、作中には出てこなかったけど何を意味していたんだろう。

 

 


もうひとつ、ふくやまけいこのマンガで読みたかったのは「地下鉄のフォール」。
これはマンガ図書館Zにはなかった。
アニメージュ1982年10月号の巻頭のほうにカラーで
ダイジェストストーリーみたいなのが紹介されていたのがずっと記憶に残っている。

 

※このマンガが収録されている単行本「何がジョーンに起こったか」はネット古書店で購入できる。

 

 

| tri | ヲタ | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | -
「WELCOME TO ZEON」

 

伊勢丹新宿店のガンダムイベント「WELCOME TO ZEON」に行ってきた。
雨風の天気予報だった午前中を狙い、開店時間の10時半すぎに会場に到着。

すでに結構賑わっている。

 

 

 

 

会場が思いのほか小さくて、展示会場というよりは❝ガンダム関連用品売り場❞。

売る気満々!(笑)
衣類や小物類はデジタルカタログでチェック済み(ほぼすべて紳士用)だし、

安彦良和氏書き下ろしのジクレー版画ぐらいしか見るところはない。

(版画の売り場は撮影不可)

 

ジクレー版画ってなんだろうと思って調べたら、

専用インクジェットプリンタによる超高精度・多色印刷の

❝デジタル版画❞的なものらしい。
近くで見てもまるで直筆画かシルクスクリーン版画かと思うぐらい

重厚なインクの乗りで、へぇぇと思った。

 

 

レストラン・ジオンはまだ席に余裕があるらしく、盛んに呼び込みをしている。

超お高いけどメニューが魅力的だし、

レストラン内にザビ家の玉座があるので入りたいのも山々…。

しかし今回は一人で行ったので入る勇気がなかった。

 

せっかく来たのだから何か買って帰りたい。

とはいえ価格的に菓子類ぐらいしか買えそうにない。

お菓子は食べたらなくなっちゃうし…と見回したら

 

報知新聞・特別号なるものがあった。

 

クリアファイル付きで500円。

少し前のものだし、ここじゃなくても買えるのだろうけど、

コレを二種類買った。

 

同じ階の別会場でガンプラも売っているというので一応見に行く。

お客は少なくレジの店員さんの視線が気になる。

なんだか居心地が悪くて早々に退散した。

 


まだ11時なので帰りがけにスカイツリータウンに立ち寄る。

ガンダムスタンプラリーのときに蒲田駅で買いそびれた

ZAKUZAKUのクロッカンシューを買って帰った。

なかなかウマイ。

 

 

 

 

 

 

 

| tri | ヲタ | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ゴバルドンと神聖文字アグネン――「さいはての島へ」

「いよいよわしらはこの世の終わりを告げる星が空に瞬く、

 不思議な海域にやってきたのだよ」

 

年始ごろからゲド戦記 第3巻「さいはての島へ」を読み直している。

今ではロークの大賢人となったゲドと、エンラッドの王子アレンが、
世界の異変の根源を探るために南海域へと航海の旅に出る物語。

 

寝床で読んでいると2〜3ページ読むだけで寝落ちしてしまうのでなかなか進まない。
3ヶ月ぐらいかかってやっと読み終えたが、もう一度読み返している。

 

ゴバルドンとは、この「さいはての島へ」にでてくる架空の星の名前。
南海域でしか見えない、とても明るい星。
夜の航海の場面で何度となく描写されるゴバルドンが強く印象に残る。

 

最初、水平線上に灯台のように明るく輝いていたゴバルドンは、
南へ進むにつれ高く昇り、続いて昇ってくるほかの8つの星とでひとつの星座をなす。
❝男が走っている図だという者もいれば、

 終末をあらわす神聖文字のアグネンだという者もいる❞

 

星座の形についてもかなり詳しく書かれている。

❝ゴバルドンの下にふたつ星が並んで三角形をつくり、
 さらにその下に三つの星が一列に並んでより大きい三角形を形作っていた。
 さらにふたつの星がのぼって、三角形の底辺の右端から左斜め下に向けて直線に並んだ。❞

 

星座の形が気になって仕方ないので記述を元に想像して描いてみた。

ゴバルドン(Gobardon )

神聖文字アグネンって、この星々をどう結ぶんだろう?


ネット検索で表示される、とある掲示板の情報によると

ゴバルドンの図入りの海外版書籍があるらしいのだが、その画像は見つけられなかった。


でも興味深いサイトを発見。

http://agnenrecords.com/about/4575145724

Agnen Recordsという音楽配信会社(?)のサイトで

神聖文字アグネンらしきマークを掲げている。
そうか、こんな形なのか。
社名の由来についても明記されている。


--------------------------以下、引用。---------------------------
The name Agnen is taken from The Farthest Shore, 
the third of Ursula Le Guin's outstanding Earthsea books
 
Agnen is the rune of ending, 
symbolised by the nine stars of the constellation of Gobardon 
in the southern skies of Earthsea
----------------------------ここまで-----------------------------

 

 

 

もうひとつ、キープ・オヴ・カレシン (Keep of Kalessin)というノルウェーのバンドが
「Agnen: A Journey Through The Dark」というアルバムを出していると知った。

カレシンというのも「さいはての島へ」に出てくる竜の名だし、
収録曲の曲名を見ると、まさに「さいはての島へ」を題材にしたアルバムのようだ。

 

【収録曲】

1 Pain Humanised
2 As Mist Lay Silent Beneath
3 I Deny
4 Dryland
5 Orb Of Man
6 Dragonlord
7 Towards I Roam
8 Agnen

 

↑Amazonで試聴できるし

 

YouTubeで聴くこともできる

いや、しかし、シャウトから始まるブラックメタル曲の連続で……。
ヘヴィメタの嗜みのない私にはよくわからない。
なんて歌っているのか歌詞がわかれば、もう少し好きになれるかもしれないが。

 

 

 

ゲド戦記の原作者ル・グウィン女史が今年の1月に逝去された。
ちょうどその頃この「さいはての島へ」を読み始めたところだったので
不思議な縁を感じた。

 

第1巻「影との戦い」を最初に読んだのは高校生の頃。

図書室で借りたこの本があまりに面白くて気に入り、自分でも購入して何度も読んだ。
第1巻は主人公ゲドの子供時代〜ハイティーンぐらいの頃の物語で
感情移入しやすかったのだと思う。
同じ頃に第2巻・3巻も読んだが、どちらも1巻ほど夢中にならなかった。

 

 

第2巻「こわれた腕環」は、20代になってから購入して読み直した。


というのも、成田美名子原作のマンガ「CIPHER」に出てくる とある場面が
「こわれた腕環」のワンシーンから題材をとっている気がして、確かめたくなったので。
読み直してみても「CIPHER」の場面の元になっているのかどうかは わからなかったけど
高校生の頃に読んだときよりも面白く感じて、何度か読み直した。
「こわれた腕環」ではゲドは多分20代。私も同年代になったから面白く感じるようになったのかも。

 

 

そしてアラフィフになって読み返す第3巻「さいはての島へ」。
高校時代に読んだはずなのに、ストーリーも結末もまったく覚えていなかった。
ゲドは❝もはや若いとは言えない男❞になっている。40代以上?
読み返してみると、第1巻・2巻よりも難解な部分が多いし、
中盤は辛くて絶望的な場面の連続で、読んでいると自分まで苦しくなってしまう。
でも、それだけに読み終えたときは夜明けを迎えたような気持ちになり、
もう一度最初から読んでみようと思えた。

 

物語後半で、竜のオーム・エンバーが❝香箱座り(?)❞する場面があり、
あっ! ジブリアニメの「ゲド戦記」のポスターのあの場面だ! と思った。



三部作で完結と思っていたゲド戦記、
1990年代以降に続編が発行されていたってことを数年前に知った。
第4巻「帰還」、第5巻「アースシーの風」は入手済みだが、

他にも もう一冊あり、さらに短編集「風の十二方位」にも

外伝的な物語が収録されていると今知った。これらも入手しなければ。

 


2006年に公開されたジブリアニメも、テレビ放映されたときに観たはずなのに、
これまたストーリーも結末もほとんど思い出せない。
「さいはての島へ」と「帰還」が原作だというけど…。
「帰還」を読み終えたらもう一度観てみよう。

 

 

| tri | ヲタ | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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