沼端系

 
バジルの涙

職場の植物工場で勤務中の話。

バジルの涙

 

いつもまつげがキレイな鎌倉さん(仮名)の眼鏡のレンズに
バジルの双葉の一片がくっついていて、それが涙のようだった。

 

バジルの涙  バジルの双葉

 

バジルの双葉って↑こんなカタチをしている。

 

いなかっぺ大将の涙

ふと、いなかっぺ大将の涙を思い出したりして。

 

ところで、バジルは和名をメボウキ(目箒)という。
バジルの種子を水に浸けると、どういう仕組みなのかしらないけど

種子の表面がゼリー状物質に覆われてカエルの卵みたいになる。

そのカエルの卵みたいなの目に入れると、目の汚れを取り去ることができるという。

 

この話を何度聞いてみてもピンとこないというか信じられずにいた。
だってさ、目に砂とか虫とかが入ったときに、それを取り除くために
バジルシードを目に入れよう なんて思う?!

 

この記事を書くにあたり、いつものように検索してみたら
これを試した人の記事がみつかった。素晴らしい!
おバカな記事でいつも笑わせてもらっているDaily Portal Zの記事であった。

 

【Daily Portal Z】
バジルシードで目の掃除?

ホントに取れるんだ、目のゴミ。

 

 

 

植物工場の話に戻って……。
通常、バジルの本葉は2枚ずつ出てくるが、

バジルの本葉
ごくまれに双葉が3枚あって本葉も3枚ずつ出てくる株がある。

バジルの双葉と本葉が三枚
工場では毎日 約一万粒 播種していて、
こういう3枚葉の株は数日に一回見つかる程度だから、確率は数万分の一ってところか。

 

考えてみると、毎日一万粒播種、毎日数千株定植、毎日数千株収穫ってすごいよね。
この数は植物工場ならではだと思った。
工場の定休日の日曜以外は休みなく生産してるんだものなぁ。

 

 

 

 

 

| tri | 工場のお仕事 | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0) | -
雨の昭和歌謡

7月ごろは渇水だ取水制限だと言っていたのに、9月は雨が降り続く。
いつになったら止むんだ、この雨は。

 

このところ通勤路での脳内BGMが

五輪真弓の「恋人よ」なのだった。
目で見たものがそのまま歌詞に変換されてしまうもんで。

 

枯れ葉

 

♪枯れ葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり

 

壊れたベンチ

 

♪雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない

 

このベンチ、修理すればいいのに……。

 

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

長雨や台風の影響で、露地物の野菜は病気が出たり不作気味のようだが、
私の勤め先のような施設栽培(植物工場)は天候の影響を受けないので、
いまがまさにビジネスチャンスらしい。
急に受注が増えて、工場内は大わらわなのだった。

 

パートの私たちは、雨で通勤が面倒だし、忙しいしで
「早く雨止まないかなぁ」と皆思っているけど、
会社側からしたら「♪雨々降れ降れ もっと降れ」なんだろうな〜。

 

と思ったら、脳内BGMは もちろん 八代亜紀の「雨の慕情」。
パート「♪憎い」

会社 「♪恋しい」

 

 

 

| tri | 工場のお仕事 | 20:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ゴンズイ玉のようなレタス

ロメインレタス

 

↑これはロメインレタス。
リーフレタスの一種で、小松菜や若い白菜に似た姿をしている。
食感もレタスと青菜の中間といった感じ。

 

 

ロメインレタス

 

これが同じ向きにたくさん並んでいると、
ゴンズイ玉(ゴンズイ幼魚の群れ)みたいに見えるんだな。

 

【参考サイト】
初心者のためのフライフィッシング入門ガイド
「ゴンズイ玉とは?毒で死ぬことも!」

 

World Diving
「ゴリラチョップのゴンズイ玉」

| tri | 工場のお仕事 | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) | -
かってくる

職場の植物工場のパッケージ室では、
収穫した野菜を規定量に計量して人力や機械で袋詰めする。


野菜の収穫はだいたい午前中に完了するが、袋詰めは16時前後まで続く。

業務用の1kg入りを袋詰めが終わると、たいてい半端な余りが出る。
余りが少なければ、100g規定の袋に詰めて出荷にまわすか、パートのお土産になるが、
「あと70gで1kgになるんだけど……」という場合は
「70gかってきます!」となる。

 

かってくる

 

最初にコレを聞いたとき、「かってきます」が「買ってきます」に聞こえて
「!?」となったものだけど、よく考えてみたら
「栽培室から刈り取ってきます」という意味なのだった。

 

 

 

 

 

| tri | 工場のお仕事 | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) | -
羽化するフリルレタス
職場の植物工場で、フリルレタスを収穫・トリミングしていると
ふと、天使のように見えることがある。
レタス
↑栽培パネル上でたくさん育っているフリルレタスを引き抜いて、
茎の基部をハサミでカットして収穫。

↓くるっと向きを逆さにして、変色した外葉などを取り除くのがトリミング。​
レタス
↑なぜだか、フリルレタスの外側の小さい葉2枚ぐらいは
可愛く反り返っていて、それが翼のように見える。

↓フリルレタスは、ひらひらの服をまとった天使だ!
天使
いや、首がないから、↓サモトラケのニケか。

サモトラケのニケ


収穫・トリミングした野菜はその後、
規定の重さに計量してから自動や人力で袋詰めされる。
このうちの「横ピロー包装機」を使った袋詰めの話を以前に書いた。
2016年1月18日の記事参照)

↓横ピロー包装機で包装されたフリルレタス(再現図)。

レタス

たまに接着不良が発生して、
↓こんなふうに口が開いてしまうことがある。

レタスの羽化

まるで羽化間近の蛹みたいだなぁ、と思ってみてハッとした。
そうだ、天使かニケかわからないけど、
これから本当に羽化して飛んで行こうとしてるんだ。
| tri | 工場のお仕事 | 23:50 | comments(2) | trackbacks(0) | -
「おじさんが黙って挟み込んでました」
職場の植物工場のパッケージ室では、
収穫した野菜を自動的にフィルム包装して出荷するための機械
「横ピロー包装機」というのが稼働している。
コンベア上を流れる野菜をPPフィルムで包み込んで熱接着・カットする仕組み。
↓このサイトのアニメーション説明がわかりやすい。
日本ポリスター株式会社 野菜包装機

「縦ピロー包装機」というのもあって、こちらはPP袋を機械にセットしておくと、
半自動で野菜を充填・封緘してくれるというもの。

今回は「横ピロー包装機」のお話。
「横ピロー包装機」は、出荷の多い日で約2000パックを包装する。
朝イチから終業までほとんど稼働しっぱなしなのだった。

この機械、午前中はわりと調子良く稼働するが、
午後になるとフィルム接着部への野菜の挟み込みなどの不良が多くなるし、
センサーの誤作動で、異常がないのにアラームが鳴ったりする。
「(機械の)“中の人”も午後は疲れてくるんじゃない?」
と、ある日誰かが言った。 “中の人”って……。

この日以来、なにかにつけて“中の人”がどうこうという話題になり、さらに、
「横ピロー包装機の中の人=さぼり気味のくたびれたおじさん」
というような設定ができてきた。

センサー誤作動で停止すれば
 「おじさん、なんで止まるの!」
 「おじさ〜ん、あともうちょっとだから がんばろーよ」
と叱咤激励。

センサー見逃しによる不良が発生して、
箱詰めの際にそうした不良が発見されれば
 「おじさんが黙って挟み込んでました」
 「おじさ〜ん、仕事してくださ〜い!」
と告発・叱責の声がかかるのだった。
パッケージ室だけで通用するスラングと言えるだろう。

事情を知らない人が聞くと
「おじさんって誰?? 黙って?? 挟み込む??? なんのこと?」
と、混乱を招くことになるのだった。

アラームの誤作動や不作動の原因はなんだろうと皆で考えてみた。
「センサーの受光部が汚れて、ちゃんと見えてないんじゃない?」
ってことで、受光部を確認してもらったたが、汚れや曇りはない。
「おじさん、老眼なんでしょ」とまた誰かが言い、一同爆笑するのだった。

パッケージ室で勤務しているのは主に20〜40代の女性なのだが、
ある日、20代のイケメンが作業していたことがあり、
その時はなぜだか “おじさん”が調子良く作動していた。
「おじさん、ソッチか?!」
「いやいや、もしかして、“中の人”はオジサンじゃなくオバサンだったりして?!」
……とにかく、話題には事欠かない「横ピロー包装機」であった。


以前、当ブログの記事(2015年2月13日の記事参照)で
この包装機の動作音が中森明菜の「AL-MAUJI」の後奏の末尾の音に聞こえる
と書いたことがあったが、
ちかごろはYMOの「NOSTALGIA」(アルバム「テクノドン」収録曲)に聞こえる。


 
| tri | 工場のお仕事 | 21:22 | comments(0) | trackbacks(0) | -
民話のような
勤め先の植物工場では、さまざまな防虫対策を講じている。
補虫テープもそのひとつ。

過日、こんなような黄色い粘着テープを施設内に追加設置することとなり、
パートスタッフの一人が剥離紙をはがそうとしたら失敗して
2枚の粘着テープ同士がくっついてしまった。
それをどうにか剥がそうとすると、片方の手袋が粘着テープにひっつき、
もう片方の手で剥がそうとすると、さらにその手袋もひっつく。
もがいているのを見かねて、剥がすのを手伝おうとしたら私もくっついてしまった。
あ〜あ〜、と言いながら二人して剥がそうしているところ、
さらに助けに入った上司もくっつく。

この光景、どっかでみたことあるような……。
そうだ、子供の頃に本で読んだ民話だ。
曰くつきの不思議な花を独り占めしようとした欲張りな村人の手が花にくっつき、
助けようとした他の村人たちも次々くっついて、てんやわんやになる話。


……植物工場の話にもどって……
そうこうしているうちに、どうにか粘着テープから手袋を外すことができたが、
くっついた2枚の粘着テープのほうは破棄することとなり、新しいものを設置した。
もったいないことをしたが、その場に居た皆が笑っちゃうような一幕だった。


件の民話をどこかで読めないものか……と帰宅後にネット検索してみたところ、
何故だかフジパンのサイトに載っていた。

 不思議な花 - 青森県の昔話 - 民話の部屋 | フジパン

この物語でも最後には美しい娘が笑って、主人公は幸せになる。


私が子供の頃に読んだ本というのは↓コレ。

 お母さんが読んで聞かせるお話A・B (1972年) 

この本は
 ・他の本には載ってないような珍しい日本の民話・世界の民話がいっぱい
 ・しかも1つ1つのお話が長くて、読みごたえ(聴きごたえ)がある
 ・挿絵として、影絵作家の藤城清治氏の作品が使われている
など、特別感のあるすてきな本で大好きだった。
あの本、どうしたっけ。もう処分しちゃった?!


| tri | 工場のお仕事 | 18:51 | comments(0) | trackbacks(0) | -
タケカワサンガタテカケタ
職場で、とある掃除用具を使おうとしたら所定位置になかった。
どこに持ち出されたのか……

チームリーダーに「見かけませんでしたか?」と尋ねてみたら
思いがけない場所に無造作に立てかけてあるのを指し示してくれた。
「昨日、タケカワさんがそこに立て掛けたままどっか行っちゃった」という。

その場にいた先輩が
「『タケカワさんが立て掛けた』って早口言葉みたいだね!」と言ったもんで
皆で早口で
「タケカワサンガタテカケタ」「タケカワサンガタテカケタ」
そう言って笑った。


| tri | 工場のお仕事 | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ビューティフル・ネーム
職場に他支社から新しい工場長が赴任してきた。タケカワ氏という。
名前を忘れないように何かに関連づけて覚えよう……そうだ、ゴダイゴ。
そう思ったら、今日の脳内BGMが一日中「ビューティフル・ネーム」だった。
特にあのイントロ部分ばかりがリフレインして……。

おかしいな、なんでこの曲なんだろう。
ゴダイゴの曲でいちばん好きなのは「Holy and Bright」とか「銀河鉄道999」なのに。


| tri | 工場のお仕事 | 22:39 | comments(2) | trackbacks(0) | -
ひとばんじゅう
勤め先の植物工場では、収穫したレタスを“ばんじゅう(番重)”という容器に入れる。

ばんじゅうとは ↑こんな容器。
何段も積み重ね可能な浅い箱で、パンやお菓子の業界でよく使用される。

職場では「この3ばんじゅう分を計量する」とか
「1kg入りを10ばんじゅう作る」などなど、ばんじゅう単位でいろいろな作業を行う。
「この ひとばんじゅう仕上げてから定植作業に移動してください」とか
「あと ひとばんじゅうで出荷分完了」なんて言ったりもする。
知らない人が聞いたら「ひとばんじゅう」は
「一晩中」に聞こえるんじゃないかと、ふと思った。
| tri | 工場のお仕事 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | -
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